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  • チリで巨大地震、死者120人 邦人30人以上連絡取れず


     大地震で崩壊したサンティアゴの高速道路上で、ひっくり返った車両=27日(AP=共同)

     【リオデジャネイロ共同】米地質調査所(USGS)によると、南米チリで27日午前3時34分(日本時間午後3時34分)ごろ、マグニチュード(M)8・8の地震が起きた。震源地は同国中部コンセプシオンの北北東115キロ付近。震源の深さは約35キロ。バチェレ大統領は同国中部について「大惨事になった」と言明、ピニェラ次期大統領は地震の死者が122人に達したと述べた。

     沿岸部や沖合の島に津波が押し寄せ、被害が出ているもよう。震源周辺との通信は寸断、余震も続いており、被害は拡大する恐れがある。在チリ日本大使館によると、コンセプシオンの在留邦人38人のうち31人と連絡が取れていない。

     震源に近い中部クリコではビル数棟が倒壊、震源から300キロ以上離れた首都サンティアゴでも停電のほか、高速道路が崩れるなど大きな被害が出た。米ハワイやオーストラリア、ニュージーランドなどに津波警報が出た。津波は日本にも達する可能性がある。

     日本の外務省によると、チリの在留邦人は昨年10月現在で1197人。在チリ日本大使館によると、27日午前(日本時間同日深夜)時点で、首都の長期滞在者・永住者858人のうち8割以上の安全を確認した。

     M8・8の地震のエネルギーは阪神大震災(M7・3)の約700倍に相当。USGSのデータでは、1900年以降の地震で5番目のエネルギー規模とされる。

     サンティアゴの国際空港は最低3日間閉鎖されるという。

      【共同通信】