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  • 仏、ブルカの次はバーガー論争 イスラム嫌い浮き彫り


     イスラム教にのっとった「ハラル」の食材だけを使うハンバーガー・チェーン「クイック」の店舗=20日、フランス北部ルーベ(AP=共同)

     【パリ共同】フランスの大手ハンバーガー・チェーンが、イスラム教徒の多い地域の一部店舗を、イスラム教にのっとったことを示す「ハラル」の食材を使う専門店にしたところ、自治体の首長が「他の宗教の客に対する差別だ」と告訴するなど批判が起き、大きな論争になっている。

     同国では、イスラム教徒女性の全身を覆う衣装「ブルカ」の着用をめぐり、公共の場所で禁止する方向が議会の報告書で示されたばかり。批判の高まりはフランス社会における「イスラム嫌い」の広がりを示しているとの分析もある。

     問題となったのは、350店舗を展開する「クイック」。イスラム教徒が多く住む北部ルーベや南部マルセイユなどの8店舗を実験的にハラルの専門店とし、ベーコンを七面鳥の薫製に代え、牛肉も専門の解体処理をしたものに代えた。

     これに対しルーベの市長が、ハンバーガー店がイスラム教徒向きの食品しか置かないのは「差別だ」として検察当局に告訴。マルセイユ市長も「(商品に)選択の自由が必要だ」と批判した。

      【共同通信】