トヨタ公聴会詳報(3)―EDRの情報を開示するか。 稲葉氏「EDRを読み取れるトヨタの販売店は米国に一つしかないが、4月末までに100に増やすと決定した」 ―日本のトヨタと北米のトヨタで企業文化が違うのか。 豊田氏「世界でビジネスをする上で、社風というか、大事にするものはどこであっても共通。ただ地域によって文化や風習の違いはある。今後は米国の文化、風習(への配慮)を地域主導で進めていく」 ―問題に迅速に対応できない体質があるのか。 豊田氏「社の伝統と誇りにかけ、トヨタは何か問題が起きた場合は徹底的に追及し、ごまかしはしない。その際の基本姿勢としては顧客の安全と便宜を確保することを考える。その上で時代の要請に応じた環境保全、自然との共生を図る製品づくりをしていることをご理解いただきたい」 ―トヨタを含むすべてのメーカーがすべての異常や誤作動を米政府に報告することに賛成か。 豊田氏「トヨタは不具合を解決していくというチャレンジ精神を失っていない。業界全体としてやっていくよう協力していきたい」 ―アクセルペダルが戻りにくくなる問題や急加速について、すべての文書を米当局に提出したのか。 豊田氏「そう理解している」 ―1年後に隠ぺいされていた文書が出てくるということはないか。 豊田氏「そういうことはないと思う」 ―苦情を受けた際、問題を利用者のせいにしないでほしい。 豊田氏「お客さまのせいにするというようなことが今後二度とないよう、最高責任者として決定していきたい」 ―成長のスピードが速すぎたと言うが、米国民の利益に反するのがトヨタのやり方なのか。 豊田氏「公聴会に足を運んで誠実に気持ちを伝えたいと思うが、説明が足りないとの指摘も謙虚に受けとめたい。トヨタをより透明性の高い企業に変えるのが社長としてのわたしの使命だ」 【共同通信】
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