トヨタ公聴会詳報(2)―レクサスES350に乗って高速道路を運転中、急加速を経験したテネシー州のロンダ・スミスさんの議会証言をどう受けとめるか。 豊田氏「運転中にご心配をおかけしたことを大変申し訳なく思っている。その後の販売店の対応が悪かったことも大変申し訳なかった。今後(トヨタとしての)反応を早くしていくように体制を整えている」 ―09年8月にはカリフォルニア州でレクサスES350の死亡事故が起きた。米国の遺族や被害者への補償は。 豊田氏「トヨタ車とともに人生を終えた方とご家族には本当に申し訳ないと思っており、心からご冥福をお祈りしたい。今後、二度とこういうことが起こらないよう従業員が心を合わせて一つずつ(問題を)改善していきたい」 稲葉氏「顧問弁護士に対応をゆだねたい」 ―リコール問題から学んだ教訓は。 豊田氏「お客さま視点を入れることと、よりタイムリーに地域の情報を手に入れ、時間差なくグローバル本社に伝えていくということだ」 ―わたしはハイブリッド車のカムリを運転しているが、リコールの可能性は。 豊田氏「現在はまったく大丈夫。ただ、今後もお客さまの声を真摯に受けとめる体制を全世界に今つくっている。いつまでも安心して使っていただけるよう努力していきたい」 ―NHTSAのトヨタに対する扱いはほかのメーカーと異なっていると思うか。 豊田氏「特にそういうことはないと思う」 ―09年7月6日の内部文書にはオバマ米政権は自動車産業に好意的でないと記されている。 稲葉氏「コメントできない」 ―NHTSAの元職員をなぜ雇っているのか。 稲葉氏「個人的に知っていた。専門的な見地から雇ったのであって、NHTSAにいたことは問題ではない」 ―弁護士から「電子制御システムの欠陥については金銭的な打撃を受けるから議論しない方がいい」とのアドバイスを受けたことはあるか。 豊田氏「ありません」 【共同通信】
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