47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 山岳ガイドの職能基準明確化を 協会特別委が提言

     北海道・大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で昨年7月、東京の旅行会社アミューズトラベルが主催した登山ツアー一行18人のうち8人が凍死した遭難事故で、日本山岳ガイド協会の特別委員会(節田重節座長)は24日、最終報告書を公表した。国と協力してガイドの職能基準を明確化し、資格審査も検討すべきだと提言している。

     同協会は昨年12月の中間報告で、ガイドの判断の甘さや会社の危機管理体制の不備を指摘。最終報告では、ツアー会社にも登山の安全性に配慮した業務マニュアルの作成・徹底など、ガイドの管理体制の確立を求めた。客に対しては「ツアー登山といえども自立して自己責任の感性を持つことが大切」と呼び掛けた。

     特別委のメンバーはいずれも登山家で、低体温症や山岳気象の専門家ら6人。協会には、アミューズ社が事故で死亡したガイドの所属団体を通じて検証を依頼していた。

      【共同通信】