米大統領、ダライ・ラマと初会談 人権尊重鮮明に、中国反発![]() 18日、ワシントンのホワイトハウスで、ダライ・ラマ14世(左)と会談するオバマ米大統領(UPI=共同) 【ワシントン共同】オバマ米大統領は18日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と初会談、ホワイトハウスが発表した声明によると、大統領はチベットの宗教や文化、言語、人権を守ることに「強い支持」を表明した。これに対し、中国外務省の馬朝旭報道局長は19日未明に談話を出し「強い不満と断固たる反対」を表明。米側に「内政干渉の停止」を要求した。 中国側は、報復措置を取るとの警告を無視する形で会談を実施した米側に猛反発。米インターネット検索大手グーグルの中国での検閲問題や、米国の台湾への武器売却決定などで溝が深まる米中関係のあつれきがさらに増すのは確実だ。 米国は国際社会で存在感を高める中国に対し、核開発を続ける北朝鮮やイランへの対処や、気候変動問題、テロ対策などで協力を求めたい考えだが、米中二大国(G2)が地球規模の課題への対応で足並みを乱す事態も予想される。 ホワイトハウスで行われた会談は歴代大統領とダライ・ラマとの接触の際と同様、各国首脳との会談で通常使用する大統領執務室(オーバルオフィス)ではなく、今回は居住棟の「地図の間」で実施。チベット亡命政府の事実上の指導者としてではなく「ノーベル平和賞も受賞した、国際的に尊敬されている宗教・文化指導者」(国務省)として処遇することで、中国側に一定の配慮を示した。 【共同通信】
|

