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  • 返済猶予法で申請約2万件 大手9行、2割を見直し

     三菱東京UFJ銀行など大手銀行6グループ傘下の9行は15日、中小企業金融円滑化法の施行に伴い、返済猶予などの融資条件緩和の申請があった中小企業向け融資や住宅ローンの状況を初めて公表した。昨年12月4日の施行から同月末までに計1万9560件(貸出額約8883億円)の申し込みがあり、うち件数ベースで全体の約2割に当たる3974件(約2947億円)の返済見直しを認めた。

     同法は中小企業や住宅ローンの借り手から申し込みがあった場合、金融機関が元本の返済猶予や返済期間延長などの条件変更に応じる「努力義務」を課している。申請の内訳は中小企業が1万5542件、住宅ローンが4018件だった。

     法施行に伴って周知が図られたことや相談体制を拡充したことが件数増につながった。住宅ローンはボーナス返済の時期に重なったため、相談が急増。中小企業経営や家計の厳しさを反映した。

     申請件数が最も多かったのは三菱UFJ銀の6504件(約2663億円)で、1667件(約933億円)の返済見直しを認めた。同法の施行前に比べて中小企業からの申請が約2倍、住宅ローンの借り手からは4~5倍に増えたという。

      【共同通信】