厚労省、ヤミ移植業者の警戒指示 全国の病院に注意喚起へ海外での臓器移植のヤミ仲介業者が医療現場に出入りしている恐れがあるとして、厚生労働省は12日、業者とみられる団体や個人から協力を依頼されても応じないよう、近く都道府県を通じて全国の医療機関に文書で注意を促す方針を固めた。 金沢大病院(金沢市)の医師が入院患者の中国での移植に協力するよう業者に求められた事例以外に、東京都内の大学病院にも渡航移植支援者を名乗る不審人物が接触を図ったケースが同省の全国調査で新たに判明。「問題が複数の医療現場に広がってきた」として、早期の注意喚起が必要と判断した。 業者の活動範囲の把握が困難なため、注意喚起の対象は診療所などの小規模施設も含め広範囲になる見通し。医療従事者に違法な“移植ビジネス”の手助けをさせないという観点から、患者の診療情報などを慎重に扱うよう周知徹底する。 新たに判明した「接触事例」があったのは昨年で、都内の大学病院に所属する医師が同病院の患者の情報を求められたが、断ったという。厚労省は「違法仲介業者の疑いがある」としている。 【共同通信】
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