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  • 治療不適切と3千万支払い 肝移植で遺族に、東京医大

     東京医大八王子医療センター(東京都八王子市)で2000年から07年に生体肝移植を受けた52人のうち23人が手術後1年以内に死亡した問題で、うち1人の男性患者の治療に不適切な点があったと大学側が認め、遺族に3千万円を支払っていたことが12日、分かった。

     同センターは、ほかにも死亡した患者について不適切な医療行為がなかったか、再調査する方針を固めた。

     同センターによると、06年8月に生体肝移植を受けた都内の50代男性は、移植手術後に肝臓の血流を確認するため開腹手術をしたところ、大腸に穴が開いていると判明したが、たまったうみを取り除くなどの措置をしなかった。男性は移植の約2カ月後に細菌感染による敗血症で死亡した。

     男性は、移植された他人の臓器を「異物」と認識して体の免疫機構が攻撃するのを防ぐため、免疫抑制剤としてステロイド剤投与などの治療を受けていた。センターは、術後管理が不十分だったなどの点があるとしている。

      【共同通信】