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  • 10人死亡火災で理事長ら逮捕 群馬・渋川の老人施設


     高桑五郎容疑者

     昨年3月、50~80代の10人が死亡した群馬県渋川市の老人施設「たまゆら」火災で、群馬県警は10日、安全確保を怠ったとして業務上過失致死容疑で、施設を運営するNPO法人「彩経会」理事長の高桑五郎容疑者(85)=渋川市=と、理事の久保トミ子容疑者(73)=前橋市=を逮捕した。

     県警によると、2人はいずれも容疑を認め、高桑容疑者は「今回の事件の責任はわたしにある」、久保容疑者は「入所者のことを考えて行動しておけばよかった」と供述している。県警は同日、渋川署に捜査本部を設置した。

     逮捕容疑は、たまゆらで火災が発生した場合の危険性を認識しながら、避難訓練や消防設備改善などの注意義務を怠り、昨年3月19日午後10時45分ごろ起きた火災で、入所者を死亡させた疑い。

     捜査本部は(1)無届けだったが、高齢者が多数入所し食事や入浴の介助をしていたことから、実質的に有料老人ホームに該当する(2)建築基準法違反があった(3)入所者が簡単に開けられない鍵がかけられていた―の3点を重視し、立件に踏み切った。

      【共同通信】