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  • 南アのズマ大統領、隠し子騒動 エイズ対策に悪影響の批判


     南アフリカのケープタウンで、3人の妻と並ぶズマ大統領(右から2人目)=09年6月3日(AP=共同)

     【ヨハネスブルク共同】南アフリカのズマ大統領(67)が、3人の妻とは別の女性との間に昨年10月、女児をもうけていたことが発覚、不倫という道義的問題に加え、同国で深刻なエイズ対策に悪影響を及ぼすと野党から批判を受けている。ズマ氏は6日、謝罪声明を出したが、野党は「謝罪だけでは不十分」と追及の手を緩めていない。

     地元報道によると、女児の母は、6月に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)南ア大会組織委員会のアービン・コザ委員長の娘ソノノさん(39)。コザ氏はズマ氏の親友だが、今回の件では憤慨しているという。

     ズマ氏は3日、女児を正式に認知したことを認めたが、南アは世界で最もエイズまん延が深刻な国の一つ。野党は「コンドームなしの性交渉は自らの政権がエイズ対策として掲げる『安全な性交渉』に反する」と激しく批判している。

     ズマ氏の与党アフリカ民族会議(ANC)は当初「私的なこと」と批判をかわしていたが、予想以上の批判の広がりに次期総選挙への悪影響を懸念、ズマ氏の謝罪に踏み切ったとみられる。

      【共同通信】