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  • 偽炊飯器で台湾象印に軍配 知財裁、日系事件で初判決


     8日、台北市日本工商会で、模倣品の炊飯ジャー(右)を指し示す「台象」社員。左が本物(共同)

     【台北共同】台湾の知的財産裁判所は8日までに、象印マホービン(大阪市)の台湾現地法人「台象」の炊飯ジャー模倣品を生産していた電器メーカー「日象実業」(台南県)の社長に、懲役1年、執行猶予4年の判決を言い渡した。台象と台北市日本工商会が同日発表した。

     台象が2004年、商標権が侵害されたとして検察当局に告訴。当初は通常の裁判所で審理していたが、コピー商品の取り締まり強化などを目的に08年に設立された知的財産裁判所に移管された。日本工商会によると、同裁判所が日系企業関連事件で出した初の判決という。

     台象によると、模倣品の炊飯ジャーは1990年代から販売され、本物と酷似したコチョウランなどの絵柄を使用しているほか、象の頭のマークや英文ロゴが似ている。

     台象は日象実業を相手取った民事訴訟でも勝訴。今年1月末に賠償金500万台湾元(約1400万円)などを得た。知的財産裁判所の判決は昨年秋に出た。

      【共同通信】