大西洋クロマグロ取引禁止勧告 各国政府に条約事務局![]() 乱獲で個体数が減り、絶滅が心配されるまでになった大西洋のクロマグロ(世界自然保護基金提供) 絶滅の恐れがある野生生物の国際取引に関するワシントン条約で、地中海と大西洋のクロマグロの国際取引を禁止するべきだとのモナコの提案について、同条約の事務局が6日までに、この提案を支持し「採択するよう勧告する」との見解を、日本を含む各国政府に示した。 地中海と大西洋のクロマグロの個体数が急減し、同条約で国際取引を禁止する際の基準を満たしているというのが理由。 日本政府は「クロマグロは取引禁止の基準を満たしておらず、絶滅の危機にひんしてはいない」とモナコ提案に反対姿勢を示しているが、この見解が事務局によって否定された形だ。 3月にカタールで開かれる同条約締約国会議を前に、イタリアやフランスなど同海域で漁業を行う主要国が相次いで提案支持を打ち出している。今回の事務局見解の提示により支持する国がさらに増えると予想され、反対姿勢を取る日本は厳しい局面に立たされる。 【共同通信】
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