「なぜ東京」に根本的課題 都の活動報告書2016年夏季五輪招致に失敗した東京都が招致活動報告書で、環境や平和を訴えた大会理念が国内外に十分伝わらなかったことを反省し、根本的課題として「なぜ東京で2度目の五輪を目指すのか」に対する明快な回答を用意する必要性を指摘していることが5日、分かった。 招致委員会は、定例都議会が開会する今月24日に公表する報告書の「総括と提言」で、昨年10月の国際オリンピック委員会(IOC)総会でリオデジャネイロが勝利した投票結果を分析し「IOC委員の心に訴える強烈なメッセージ」の不足を反省。1964年以来の開催を目指した東京が訴えた「遺産の活用」などは南米初を掲げたリオに比べて「理念と情熱」でインパクトに欠け、東京は2度目だから次回以降にという流れをIOCに植え付けたと指摘した。 招致委関係者は「改善を重ねたスローガンも漠然とし、北京五輪から1年後の投票時期も不利に働いた」と説明した。 【共同通信】
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