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  • 医療費の明細付き領収書義務付け 無料で、中医協が了承

     厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は5日、医療費の詳しい内訳を記した「明細付き領収書」の患者への無料発行について、2010年度から原則義務化する方針を了承した。

     診療側委員は慎重な姿勢だったが、発行実態や医療機関側の負担、患者の待ち時間などの影響を検証することを条件に賛成した。

     患者側が「時間がかかる」「煩雑だ」などの理由で発行を希望しない場合は、意向を尊重するよう求める。

     当面の対象は、診療報酬のオンライン請求が義務付けられている医療機関で、病院では全体の約9割、診療所ではほぼ半数が該当するという。厚労省は機械が対応していない場合などには、例外措置を認める考えだ。

     多くの医療機関で発行している領収書は「検査」「注射」といった、大まかな項目ごとに医療費の点数(1点10円)を記載。明細付き領収書は、検査や薬剤などの種類と点数が詳しく示されることになる。

     患者の求めに応じた発行が一部で既に始まっているが料金がかかる例もあり、薬害被害者の団体などは「医療の透明化のため、希望の有無にかかわらず無料発行する」よう要望していた。

      【共同通信】