朝青龍関の一問一答大相撲の横綱朝青龍関は記者会見の冒頭で「皆さんに大変なご迷惑をかけ、報道陣を騒がせ、本日責任を取って引退した」と述べた。一問一答は次の通り。 ―現在の心境は。 「何も考えておりません。責任を感じてここに座っている」 ―どういう話し合いをして決意したのか。 「師匠と話し合いの上で引退を考えた。殴ったのか殴ってないのかということについて、思いは深い。それより横綱として責任を感じ、皆さまに迷惑をかけたことに対する、自分の心のことと思う」 ―理事会に来る時には引退の可能性を考えていたのか。 「メディアで伝わったことと、実際起こしたことには大きな違いがある。最後まで様子を見ようと思っていたが、最後はけじめをつけるのは僕しかいないので、引退を決意した」 ―暴行したとされる問題は事実か。 「もう二度と戻らないことだし、その話は控えたい」 ―やめると決断したときの気持ちは。 「いつかこういう時が来るのだろうとは考えていたが、まさかこんなことに巻き込まれるとは頭になかった。これは自分にとってけじめ」 ―まだ横綱としてできる自信もあるのでは。 「これは自分にとっての運命じゃないかと思っている」 ―相撲人生を振り返って。 「何もないモンゴルの大草原の少年を、横綱の地位にまで支えてくれた方々に感謝したい」 ―横綱としての品格が問われた。 「皆さんは品格、品格と言うが、正直な気持ちは、土俵に上がれば鬼にもなる。そこで精いっぱい相撲を取らなくちゃという気持ちがあった」 ―今後は。 「これからは元朝青龍という呼び方になるが、相撲に対する悔いは一切ない」 ―日本の相撲界に対する思いは。 「高校相撲で3位となり(高砂)親方から電話をもらったのが始まり。立派なお相撲さんになってちょんまげを結えるようになったのは最高の思い出。弱冠29歳なので、これからの人生どこまでいけるか楽しみ」 ―一番の思い出は。 「(2001年夏場所で)両親の前で、横綱武蔵丸関を倒したことを、誇りに思っている。初めて三役に上がって初めて両親を招待した時だった。一番はそれしかない」 ―高砂親方への思いは。 「この十数年、親代わりだった。出会いがあれば、いつかは別れる時もある。人間としては最高の人間だった。おかみさんや若い衆にも感謝している」 【共同通信】
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