トヨタ、昨秋からプリウスに苦情 自主改修検討、クレーム隠し否定![]() ハイブリッド車「プリウス」のブレーキ問題で記者会見するトヨタ自動車の横山裕行常務役員=4日午後、東京都文京区 トヨタ自動車の横山裕行常務役員(品質保証担当)らは4日、東京都内で記者会見し、昨年5月に発売した新型「プリウス」のブレーキに不具合があるとの苦情が、昨秋から販売店を通じて寄せられていたことを明らかにした。 トヨタは急ブレーキをかけた時にスリップを防ぐ「アンチロックブレーキシステム(ABS)」の電子制御に苦情の原因があると判断。今年1月末になって、制御ソフトの設計を変更し、生産段階から改善した。苦情や改善内容は公表しなかった。横山氏は「日々の品質改善の一環だった。クレーム隠しではない」としている。 トヨタは販売済みのプリウスを対象に、法的強制力はないが無料で修理する自主改修を検討。国土交通省と協議に入る。海外での大規模リコールに続くプリウス問題は、トヨタの品質管理や安全対策にあらためて疑問を投げかける形になった。 プリウス以外の車種で起きた海外での大規模リコールや改修は、2010年3月期連結決算の営業利益を1700億~1800億円程度減少させる見込み。プリウス問題の影響はまだ試算していない。 横山氏は記者会見で「システムの設定によってブレーキが一瞬利かない時間が生じ、運転者が違和感を感じている」と指摘。ドライバーの「感覚の問題」であり、ブレーキをやや強めに踏めば問題はないという。 【共同通信】
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