全患者に無料で明細付き領収書 厚労省が方針厚生労働省は3日、全国のほとんどの病院を対象に、診察の内容や薬の種類など医療費の詳しい内訳が記された「明細付き領収書」を、原則として全患者に無料で発行するよう義務化する方針を明らかにした。 同日開いた中央社会保険医療協議会(中医協、厚労相の諮問機関)に提案したが、診療側委員が「全員に出す必要はない」「コストがかかる」などと難色を示したため、実施時期を含め結論は5日の次回会合に持ち越した。 無料発行の義務化対象は、診療報酬のオンライン請求が義務付けられている医療機関で、病院では全体の約9割が該当する。 現在多くの医療機関で渡している領収書は「検査」「注射」など大まかな項目ごとに医療費の点数(1点10円)の記載にとどまっているが、レセプト(診療報酬明細書)並みに「血中微生物検査」「生理食塩液」など、検査や薬剤などの種類と点数を詳しく記す。 現在でも、オンライン請求が義務付けられている病院は、患者から希望があった場合は発行するよう義務付けられているが、一部の病院は有料。薬害被害者の団体などは医療の透明化のため、希望しなくても無料で発行するよう要望している。 【共同通信】
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