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  •  被爆ピアノと所有者の松葉曄子さん=3日、仙台市

    被爆ピアノで平和訴えコンサート 9月に国連で

     9月21日の「国際平和デー」に米ニューヨークの国連本部で、広島で被爆したピアノを使ったコンサートを開いて平和の尊さを訴えようと、神戸市の実行委員会が3日、所有者の松葉曄子さん(84)=仙台市=から被爆ピアノを借り受けた。運搬費など経費約2千万円を賄うため、日本各地でコンサートを開き、募金を呼び掛ける。

     実行委員会の梶田誠さん(50)が、国連で核廃絶や平和の重要性を訴えたいと広島市などの協力を得て企画。賛同アーティストらが参加を予定、平和をテーマにした曲が演奏される。

     1933年に松葉さんの母が購入したピアノは、自宅で被爆した後も松葉さんや子どもたちに愛用されてきた。自身も疎開先で被爆した松葉さんは「思い入れのあるピアノが役に立てる」と、約1年間の貸し出し依頼を快諾した。

     コンサート開催が決まったのは比叡山延暦寺(大津市)、京都府亀岡市、奈良県天理市、静岡市。さらに約40カ所で開催を希望している。連絡先は実行委員会、電話080(5637)6405。

      【共同通信】