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  • ソマリア難民5百人拘束か イエメン、テロを懸念

     【カイロ共同】昨年12月の米デルタ機爆破テロ未遂事件で犯行声明を出した国際テロ組織アルカイダ系勢力が拠点を置く中東イエメンで1月以降、当局がテロリストの侵入を恐れ、隣国ソマリアからの難民を証拠が十分でないまま拘束する例が相次いでいる。地元紙イエメン・オブザーバーは2日までに、難民の証言として、既に500人以上のソマリア人が拘束されたと報じた。

     国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)サヌア事務所のアンドリュー・ナイト報道官は共同通信に対し「ソマリア難民はイエメンの政府と住民の両方から迫害されている」として調査を続けると表明した。

     アルカイダ系勢力は「アラビア半島のアルカイダ」。同勢力を支援するためソマリアのイスラム過激派組織アッシャバーブが1月1日「メンバーを送る」と表明したことが難民拘束や暴力事件の急増の背景にあるとみられ、国連などは「テロと難民を結び付けないで」と危機感を示している。

     同紙によると、イエメンでは政情不安が続くソマリアから船などで逃れてきた難民が増加し、キャンプやスラムで約16万人が暮らしている。

      【共同通信】