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  • 混戦模様の日弁連会長選 “政権”維持か、交代か


     宇都宮健児氏(左)と山本剛嗣氏の日弁連会長選の選挙ポスター

     日弁連の会長選(2月5日投開票)が混戦模様だ。東京、大阪など大所帯の弁護士会の主流派が推す候補者が有力とされた従来の構図は一変。現執行部路線の継承を訴える前副会長山本剛嗣氏(66)に対し、2008年末の「年越し派遣村」の名誉村長としても知られる宇都宮健児氏(63)が“変革”を掲げて挑む。有権者は全国約2万8千人の全弁護士。

     宮崎誠会長の任期満了(3月末)に伴う今回の会長選。山本氏は元東京弁護士会会長で、東京の3弁護士会、大阪弁護士会の主流派が擁立した。一方、同じ東京弁護士会所属の宇都宮氏は多重債務問題対策の第一人者で、知名度は抜群。幅広い人脈を生かし「日弁連でも政権交代を」と草の根運動を進めている。

     争点は、司法試験合格者を年間3千人まで増やす政府計画への対応だ。東京・霞が関の弁護士会館で30日行われた公聴会。両氏とも計画見直しの点では一致するが、「現状の約2千人にこだわらず、さらなる削減も含めた対応が必要」と慎重な山本氏に対し、宇都宮氏は「1500人程度まで減らすべきだ」と積極的な削減を訴えた。

      【共同通信】