伊、クロマグロ規制に賛成 方針転換、EU議論に影響【ローマ共同】乱獲で数が急減している大西洋と地中海のクロマグロの国際取引をワシントン条約で禁止するとのモナコの提案について、これまで反対してきたイタリアが賛成に回った。同国農林省のブオンフィリオ次官が29日、共同通信に明らかにした。 欧州連合(EU)はモナコ提案に対する共同の立場を集約中で、イタリア、フランスなど漁業国以外は大半が受け入れる姿勢。イタリアの賛成はEU全体の議論に影響を与えるとみられる。 モナコ提案は、3月にカタールで開く同条約締約国会議で投票国の3分の2の賛成で採択される。クロマグロの8割以上は日本で消費されており、禁止されれば日本への影響は必至。 次官は賛成の理由について、クロマグロの資源管理機関、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)が昨年、今年の漁獲枠を前年比4割減と決めたことで、イタリアは日本に輸出する余力がなくなり、国際取引禁止に強硬に反対する動機もなくなったとしている。 【共同通信】
|
