犯罪撲滅願う遺作、CDに 刺殺された17歳の歌声千葉市で2007年、少年に刺殺された高校3年鈴木健太さん=当時(17)=が生前、犯罪撲滅を願って作った遺作のラップソングが、健太さんあこがれのラッパー「Kダブ シャイン」こと各務貢太さんらの手によってCDに収録され、27日発売された。 「今の世の中 未来変えなきゃダメなんだ」「この現状変えたくて 本気で変えてほしくて」と訴える健太さんの歌声が、切なげなメロディーに乗って流れている。 健太さんは、盗み目的で自宅に侵入した当時14歳の少年に刺殺された。事件後、健太さんが歌を吹き込んだカセットテープを家族が発見。「多くの人に聴いてほしい」との家族の願いを知った各務さんが、健太さんの肉声を生かした楽曲「今の世の中」を完成させ、09年8月からネット配信していた。 CDは各務さんが社会的なメッセージを込めた曲を集めたベストアルバム「自主規制」(ワーナーミュージック・ジャパン、3150円)で、ほかに児童虐待防止をテーマにした曲など計14曲を収録。 各務さんは「何もできないと思わずに行動しようという、健太君のメッセージを受け止めてほしい。この曲の収益は犯罪被害者の団体などに寄付したい」と話している。 【共同通信】
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