日本脳炎接種、勧奨再開へ 5年ぶり、幼児期の3回日本脳炎の定期予防接種について、厚生労働省の小委員会(委員長・加藤達夫国立成育医療センター総長)は15日、2010年度から、主に3、4歳児を想定した幼児期の3回接種を「積極的に勧奨」とすることで合意した。 接種後に急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を発症した事例を受け、厚労省は05年5月、積極的に勧奨しないとの見解を発表していたが、勧奨を再開する。上部の部会などでの議論を経て、2月にも正式決定する。 積極的勧奨の差し控えによって、定期接種は事実上中断し、昨年、副作用が少ないと期待される新ワクチンによる接種が再開されたが、積極的勧奨は再開していなかった。 この間の接種率は極めて低く、未接種の子どもが増えて感染リスクが高まることが懸念されており、今後はこうした子どもへの接種をどう進めるかを検討する。 この日の小委員会で、新ワクチンはこれから10年度にかけて約700万本の出荷が見込まれ、幼児期の接種には十分な量が確保でき、勧奨再開をするべきだとの意見で合意した。 【共同通信】
|
