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  • 海自艦が最後の洋上給油 政権交代を経て約8年で幕


     最後の給油活動を終え、パキスタンの艦艇にヘルメットを振る海上自衛隊の補給艦「ましゅう」の乗組員。奥は護衛艦「いかづち」=15日午前、インド洋北部のアラビア海(共同)

     【アラビア海洋上共同】海上自衛隊のインド洋での給油活動は、改正新テロ対策特別措置法の期限切れにより、日本時間の16日午前0時(現地時間15日午後7時)で終了した。2001年9月の米中枢同時テロを受けた「テロとの戦い」への協力で、自衛隊初の「戦時下」派遣となった給油活動は政権交代を経て約8年で幕を閉じた。

     北沢俊美防衛相の撤収命令を受け、補給艦「ましゅう」と護衛艦「いかづち」は15日午前(日本時間15日午後)パキスタン海軍の艦艇に対し最後の洋上給油を実施した。2隻は約3週間かけて帰国する。

     法失効を受け派遣部隊指揮官の酒井良1等海佐(47)はましゅう艦内で「国際テロの防止、根絶の取り組みに高い評価を得た。この教訓を生かすことを期待する」と隊員らに訓示した。

     防衛省によると、無償で行われた給油活動の経費は計約715億円。部隊派遣は通算26回で、艦艇延べ73隻、隊員延べ約1万3千人が参加した。

     12カ国が対象で、給油実績は旧テロ特措法で794回、計約49万キロリットル、新テロ特措法で145回、計約2万7千キロリットル。02年度がピークで、03年のイラク戦争開戦後は大幅に減った。

      【共同通信】