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  • 仏政府、ワクチン5千万回分解約 需要予測誤り与野党から批判

     【パリ共同】フランスのバシュロナルカン保健相は4日のテレビ番組で、新型インフルエンザ対策として政府が薬品会社に発注した9400万回分のワクチンのうち、半分以上の5千万回分の注文を取り消すと発表した。

     1人2回の接種を見込んで発注していたことや、症状が比較的軽微なことによる接種者の伸び悩みが重なり、需要が予想よりはるかに少なかった。与野党からは政府の見通しの甘さに対する批判が出ている。

     保健相によると、政府は7億1200万ユーロ(約945億円)を準備しグラクソ・スミスクラインなど薬品会社4社にワクチンを発注。「解約するのは納品も支払いも済んでいない分だ」と説明しているが、薬品会社側は購入契約の再交渉を要求しており、違約金の支払いなどが発生する恐れがある。

     野党民主運動のバイル議長は「極めて重大な戦略上の誤り」と政府を批判。保健相は「(多めの注文は)予防の原則に従っただけ」と反論している。

      【共同通信】