ヒトデをペットの健康食に 道立水産試験場で研究![]() ペット用の健康食品として研究されているヒトデ=27日、北海道函館市 ヒトデから抽出した物質が血糖値の上昇を抑える働きをすることが分かり、北海道立釧路水産試験場(釧路市)と北海道大などが、ペット用健康食品に応用しようと研究開発に取り組んでいる。 ヒトデは従来、ホタテの天敵として大量に駆除されてきたが、研究はこの“厄介者”の有効活用を図るのが狙い。将来的にはペットの肥満予防用のサプリメントとして商品化したい考えだ。 試験場などによると、ヒトデによるホタテ漁の被害はオホーツク海沿岸や別海町など根室地方で深刻で、同町の野付漁協では年間のホタテ水揚げ量約2万トンに対しヒトデ駆除は6千トン以上。北海道全体では年間約1万5千トンが駆除されている。 事態を重くみた試験場などは問題の解消策を模索、岸村栄毅北大准教授が内臓を除去したヒトデから抽出できるコラーゲンペプチドに着目した。 岸村准教授によると、コラーゲンを低分子化した物質で、ヒトデ1キロから約30グラム抽出できる。蒸留水や糖分のグルコースと混ぜてマウスに与えた結果、与えないマウスに比べ血糖値の上昇が6割に抑えられたという。 【共同通信】
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