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  • 書籍電子化の中止命令 パリの地裁、グーグル敗訴

     【パリ共同】米インターネット検索大手グーグルが進める書籍の電子化は著作権の侵害などとして、フランスの出版社などが起こした損害賠償請求訴訟で、パリの地方裁判所は18日、グーグル側に権利者の許諾のない電子化の中止と30万ユーロ(約3900万円)の損害賠償支払いを命じた。

     訴えを起こしていたのは、フランスの出版グループ、ラマルティニエールや同国の出版組合、作家協会など。

     原告側は2006年にグーグルが公表した米国、欧州の数百万冊に上る書籍電子化計画は著作権の侵害にあたるとして1500万ユーロの損害賠償を求めていた。

     公判で、原告はグーグルの計画が「違法かつ危険で、出版社に損害を与え得る」と主張。グーグル側は、コンピューター利用者の権利や利便性を主張し対立していた。

     同地裁は判決で「権利者の許諾を得ずに、書籍を複製し外部に公開するのは、出版社などが有する権利の侵害にあたる」と認定した。

     グーグルは04年に書籍電子化に乗り出したが、欧米の出版社が著作権を侵害しているとして提訴。和解案に対してフランス政府も反発したため、グーグルは先月、修正案を発表。電子化を英語圏の出版物に限定するなど配慮を見せていた。

      【共同通信】