47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 中医協、再診料一本化で合意 診療所と病院の格差是正

     厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は16日、診療所(開業医)に比べ中小病院が110円低く設定されている再診料について、2010年度の診療報酬改定で一本化する方針で合意した。具体的な料金水準は、報酬全体の改定率が月内に決まった後で検討に入る。

     再診料をめぐっては、前回の08年度改定で厚労省が格差是正のため診療所の引き下げを打ち出したが、日本医師会(日医)の反対で見送られた。今回の合意は、中医協委員から日医執行部を“排除”した人事の影響ともいえそうだ。

     この日の中医協では、医師ら「診療側」の委員が「医療行為は同じなので報酬も同じでないとおかしい」と主張。健康保険組合など「支払い側」の委員も同調した。

     しかし病院の引き上げを求める診療側に対し、支払い側は診療所の引き下げを訴えており「呉越同舟」(遠藤久夫・中医協会長)の状態。財務省は「病院並みに引き下げるのが妥当」と指摘しており、決着まで曲折がありそうだ。

      【共同通信】