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  • 海水の酸性化、急速に進行 50年には今の2・5倍に

     【コペンハーゲン共同】大気中から海水に溶け込む二酸化炭素(CO2)の量が増えることによって、世界の海水の酸性度が急速に上昇しており、2050年には現在の2・5倍に達し、海の生態系に悪影響が出るとの報告書を、生物多様性条約の事務局がまとめ14日、気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で発表した。

     酸性化が進めば漁業資源にも多大な悪影響を与える恐れがあり、生物多様性条約のジョグラフ事務局長は「緊急に大幅なCO2排出削減をすることによってのみ不可逆的な生態系への影響が防げる」として、COP15でもこの問題を議論するように求めている。

     報告書によると、海は地球上から排出されるCO2の25%を吸収している。だがその結果、近年、海水の酸性化が急速に進行。そのペースは最近2千万年の中で最も変化が激しかった時に比べても100倍に達し、生物が対応することが難しくなっている。

     酸性化が進むと、サンゴの骨格やエビや貝、プランクトンなどの殻の主成分である炭酸カルシウムの生成が妨げられ、殻がもろくなったり、サイズが小さくなったりして、海の食物連鎖全体に大きな影響を与える恐れがあるとしている。

      【共同通信】