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  • 入国審査、指紋細工で告発8人 1~10月、法務省集計

     入国審査で指紋を読み取る「生体情報認証システム」で今年1~10月、指紋に細工を施し審査をすり抜けようとして、入管難民法違反(不法入国)容疑で入管当局から警察に告発された外国人が全国で8人に上ったことが6日、法務省の集計で分かった。

     同省入国管理局によると、8人の国籍は中国5人、スリランカ2人、イラン1人。成田、関西、中部、福岡の4空港で、指紋の一部を切除したり表皮を削ったりするなどして入国を図り、入国審査官に発見された。

     8人は偽造や他人名義のパスポートを所持。偽造パスポート使用だけでは通常、強制退去となるが、指紋の加工が伴っていたため、悪質と判断し告発した。8人のうち一部は既に有罪判決を受け、その後本国に送還された。

     生体情報認証システムをめぐっては、以前に強制退去処分を受けた韓国人の女が指に特殊なテープを張り付け、青森空港から再入国していたことが昨年、発覚した。

     これを受けて入管当局は今年1月以降、スキャナーで読み取った指紋の鮮明さを示す数値が一定レベル以下の場合は、入国審査官が指紋を目で確認するよう変更。3月からは、指紋の画像をディスプレーで確認できる機器を導入している。

      【共同通信】