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  • 呼吸器外し「依頼された」が2割 難病ALS治療で医師

     全身の筋肉が動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療に関する北里大の全国調査で、「いったんつけた人工呼吸器を外してほしい」と患者側から依頼された経験のある医師が、回答者の5人に1人に当たる284人に上ることが5日、分かった。

     人工呼吸器を外せば殺人罪などに問われる可能性があり、依頼された医師のほとんどは「外さなかった」と答えた。9人は「外した」としたが、時期や経過の設問がないため詳細は不明。条件次第では「外していい」と考える容認派は約850人と回答者の50%を超えた。

     ALS患者からの呼吸器外しの依頼の有無や対応を医師に尋ねた大規模な調査は異例。中心になった北里大の荻野美恵子講師(神経内科学)は「少なくない医師が患者や家族の切実な願いに直面して悩んでいる。社会的な議論が必要」としている。

     調査はことし3月、日本神経学会の専門医約4500人を対象に実施、約1500人から匿名で回答を得た。

      【共同通信】