租特の新設・延長容認125項目 政府税調、見直し後退政府税制調査会は30日、特定業界などを優遇する租税特別措置(租特)の見直しで、関係省庁との調整を踏まえた修正案を全体会合に提出した。新設や延長を「認める」と判定した租特は国税と地方税の合計で125項目に達し、11月16日に提示した当初の見直し案の約3倍に急増した。各省庁や関連業界の強い反発が背景にあり、「隠れ補助金」への切り込みは早くも後退したとの批判が出そうだ。 峰崎直樹財務副大臣は税調会合後の記者会見で、この日から詰めの審議に入った2010年度税制改正の骨格を12月8日ごろに取りまとめる日程を説明。租特の取り扱いについては今週中に方針を固め、税制改正大綱は12月11日に正式決定する。 「認めない」「抜本的見直しがない限り認めない」とした租特は、各省庁が自ら取り下げたものを含めても国税が93から約80項目へ、地方税が122から約70項目に減った。 当初は「廃止」とした研究開発減税の上乗せ分は一部を容認。新築住宅の固定資産税軽減も1年後の見直しを条件に延長を認める姿勢に転じるなど、産業界や景気への配慮が目立っている。 【共同通信】
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