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  • 仮想空間マルチに業務停止 消費者庁、100億円集金か

     インターネット上の仮想空間をめぐる連鎖販売取引(マルチ商法)で「必ずもうかる」などと勧誘したのは特定商取引法違反に当たるとして、消費者庁は27日、ネット関連会社「ビズインターナショナル」(さいたま市、石原茂男社長)に新規勧誘や契約締結の業務を6カ月間停止するよう命じた。

     消費者庁によると、会員は全国約2万6千人に上り、100億円近くを集めたとみられる。国民生活センターには2008年以降、計千件以上の苦情や相談があった。

     同社は、仮想空間「エクシングワールド」を紹介するセミナーを開くなどし、「仮想空間上の土地取引でもうかる」「新たに会員を増やせば報酬がもらえる」と勧誘。代理店契約を結ばせて会社案内DVDが入った「ビジネスキット」を約40万円で販売するなどした。

     今年6月に開設するとしていた仮想空間は未開設。トヨタや三越、ロックバンド「X JAPAN」なども参加しているとして勧誘していたが、消費者庁の調査では、いずれも無関係という。

     同社に対しては宮城県が9月からの4カ月間、県内での業務停止を命じた。会員が全国に広がっていることから消費者庁が処分した。

      【共同通信】