エイズ感染者3340万人 国連集計、死者は横ばい【ジュネーブ共同】国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)が24日、共同で発表した2009年版の報告書によると、世界のエイズ感染者総数は08年末時点で推計3340万人と、07年に比べ40万人増加した。サハラ砂漠以南アフリカ諸国での治療薬普及で延命する患者が増えていることなどが主因。08年のエイズに関連した死者数は200万人、新たな感染者数は270万人と、前年報告書と同水準にとどまった。 国連がエイズ対策に本腰を入れ始めた01年と比べると年間の感染者数は50万人、死者数は10万人、それぞれ減少。感染者総数の伸びも最近は鈍化しており、エイズ問題は世界全体でみれば峠を越しつつあることを印象づけた。同日記者会見したUNAIDS幹部は「エイズ(対策)は依然として国際的な保健政策上の優先課題だ」と強調した。 地域別にみると、ロシア、ウクライナを中心とする東欧・中央アジアでは、汚染した注射針による薬物使用や薬物使用者との性交が原因とみられる感染などのため、成人感染率が地域として唯一、上昇傾向を続けている。 【共同通信】
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