47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     
  • 秘密議事録に見覚え 核密約で元外務事務次官が証言 

     米軍核搭載艦船の日本領海への通過・寄港を黙認した核密約に絡み、外務事務次官経験者は21日までに、密約内容を記した英文の「秘密議事録」について「見た覚えがある」と共同通信に明らかにした。核密約を裏付ける証言だ。

     外務省は21日、秘密議事録の存在を示す関連文書の存在を確認。だが外務省関係者によると、岡田克也外相の「大臣命令」で9月に始まった同省調査では現時点で、秘密議事録は見つかっていないという。2001年4月の情報公開法の施行に合わせ密約関連文書が破棄されたとの情報もあり、外相が近く立ち上げる有識者会議では、同議事録が保管されてきた経緯や不存在の理由なども焦点となりそうだ。

     日米安全保障条約改定直前の1960年1月6日に、当時の藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日米大使が署名した同議事録をめぐっては、元外務省条約局長(現国際法局長)が原文が90年代に同省内に保管されていたと7月に証言していたが、事務次官経験者が存在を認めたのは初めて。

     公開済みの米側公文書では同議事録が米政府に保管されていることが確認されており、安全保障政策の根幹に触れる重要文書が日本側にないということになれば、そのずさんな管理実態が問題となりそうだ。

      【共同通信】