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  • 赤十字連盟会長に近衛氏 アジア初、日赤社長


     「国際赤十字社・赤新月社連盟」の次期会長に当選後、各国赤十字関係者と握手する日本赤十字社の近衛社長(右)=19日、ナイロビ(共同)

     【ナイロビ共同】各国赤十字社の連合体「国際赤十字社・赤新月社連盟」(本部ジュネーブ)の次期会長選の投票が19日、ケニアの首都ナイロビで行われ、日本赤十字社の近衛忠てる社長(70)が当選した。1919年の同連盟設立以来、アジア出身の会長は初めて。22日に正式に就任する。任期は4年。

     当選後のあいさつで近衛氏は「苦難や死との戦いに向け、具体的な行動を取り、人類がどんな時にも人道的な扱いを受けられるよう求めていく」と決意を述べた。

     近衛氏は記者団に「日本は欧州諸国と違い(赤十字の中心的な活動の場の一つである)アフリカで植民地支配の経験がなく、現地の人と同じ目線で物を見ることができる」と、日本人であることの利点を強調。「災害など緊急援助の認知度は高いが、平時の活動の認知度はまだまだだ」と述べ、開発分野に力を注ぐ方針を明らかにした。

     近衛氏は39年、東京都生まれ。細川護熙元首相の実弟。学習院大卒業後、ロンドン大に留学。64年に日本赤十字社に入社。2005年4月に社長に就任し、同年11月からは国際赤十字社・赤新月社連盟の副会長を兼務した。

      【共同通信】