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  •  山下尋常小学校の文集に収められた、向田邦子さんが小学5年生の時に書いた詩の冒頭部分

    向田さん小学時代の詩発見 鹿児島の文学館に寄贈

     短編集「思い出トランプ」などで知られ、1981年に亡くなった作家向田邦子さんが小学5年生の時に書いた詩を収めた文集が見つかり、かごしま近代文学館(鹿児島市)に寄贈された。向田さんが通っていた同市の山下尋常小学校(現山下小)が41年にまとめたもので、同級生が家に保管していた。

     題は「除夜の鐘」で、長さは20行。「照国神社は初詣の人で一ぱいだ/月も無い真暗な闇の夜だ/石段を登りつめると/左右にかがり火が燃えてゐる」と、大みそかの夜に家族と初詣でに行った情景を描いている。

     向田さんは39~41年、同市で過ごしており、エッセーの中で「故郷もどき」と呼ぶなど鹿児島に愛着を持っていた。同館は遺族が寄贈したものを中心に、ゆかりの品約9500点を収蔵するが、「除夜の鐘」はコピーのみで、当時製作された原本は見つかっていなかった。

      【共同通信】