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  • 元組長側、控訴棄却求める 一審無罪のビル登記事件

     転売益を得ようと東京・代々木のビル所有権を不正登記したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪に問われ、一審で無罪となった元暴力団組長後藤忠正被告(67)と会社役員坂上雅夫被告(52)の控訴審初公判が13日、東京高裁(出田孝一裁判長)であった。

     一審に引き続き、後藤被告らに不正登記の認識があったかどうかが主な争点。認識はあったとする検察側に対し、弁護側は「直ちに控訴を棄却すべきだ」と訴えた。両被告は出席しなかった。

     両被告は2005年2月、実際には所有権の一部しか持っていなかった不動産会社とビル全体の売買契約を結び、組関連企業に虚偽の移転登記をした、として起訴された。検察側は一審で「転売目的だった」と主張、懲役4年を求刑していた。

     昨年3月の一審東京地裁判決は「故意に虚偽の登記をしたとは認められない」と両被告に無罪を言い渡し、検察側が控訴した。坂上被告は別の事件で有罪となった。

      【共同通信】