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  • 日・メコン首脳会議が東京宣言 東アジア共同体設立へ貢献


     「日本・メコン地域諸国首脳会議」の共同記者会見に臨む鳩山首相(左から3人目)と各国首脳=7日午前、首相公邸(代表撮影)

     鳩山由紀夫首相は7日午前、タイやカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムのメコン川流域5カ国首相と第1回「日本・メコン地域諸国首脳会議」の2日目の会合を官邸で開き、「東アジア共同体」設立への貢献などを記した「東京宣言」を採択した。

     宣言は、環境・気候変動分野での途上国の対策を支援する「鳩山イニシアチブ」を評価。森林保全や水資源管理など、この分野での協力を進める「緑あふれるメコンに向けた10年イニシアチブ」の推進を打ち出した。

     鳩山首相は会議終了後の共同記者会見で「メコン地域の格差是正に日本がどういう役割を果たすかが重要。東南アジア諸国連合(ASEAN)統合が促進されているが、私も東アジア共同体を構想している。鍵となるのがメコン地域だ」と強調した。

     宣言はさらに、交通網整備への支援、人的交流促進など63項目からなる行動計画策定も明記。3年間で5カ国に5千億円以上の政府開発援助(ODA)供与や、青少年約3万人の日本への受け入れなどを打ち出した。

     また「地域安定のための協力強化」として、北朝鮮に非核化と6カ国協議への「即時かつ無条件の復帰」を要求。ミャンマーに対しても、来年に予定される総選挙を視野に民主化プロセス進展への期待感を表明した。

     ほかに新型インフルエンザ対策や地雷除去、文化遺産保護などでの協力強化も列挙した。会議では日メコン首脳会議の毎年の開催や、外相会合と経済担当閣僚会合の定例化も決めた。

     その後、鳩山首相はラオスのブアソン首相と会談。午後には残る4カ国の首相と個別に会談する。ミャンマー軍事政権のテイン・セイン首相には総選挙に向けた民主化推進を強く促す考えだ。

      【共同通信】