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  • サウジ軍が大規模空爆 イエメンの民兵支配地域

     【カイロ共同】ロイター通信などによると、サウジアラビア政府当局者は5日、サウジ空軍が4日にイエメンのイスラム教シーア派の一派、ザイド派の反政府民兵組織が支配する同国北部地域への大規模な空爆を開始したと述べた。戦闘で少なくとも40人の民兵が死亡。サウジ軍の地上部隊が国境に集結、イエメン領内を砲撃している。

     民兵組織側が3日、サウジへの越境攻撃を行い、サウジ治安部隊1人が死亡、11人が負傷したことへの報復とみられる。イエメン北部で8月から続くイエメン政府軍と民兵組織の戦闘は、サウジも巻き込んだ地域紛争に発展、犠牲者拡大に懸念が高まっている。

     サウジ政府補佐官はロイターに、地上部隊による越境攻撃の決定はまだ行われていないと述べた。国境地帯のサウジ領内の町数カ所で住民が既に退避しているという。

     AP通信によると、民兵側は市場などが空爆を受け、一般市民が犠牲になったと主張。アラブ外交官は民兵側に大きな犠牲者が出ていると述べた。

     民兵側は2日、サウジ領内の一部地域を制圧したと発表したが、サウジ政府当局者は同地域を既に奪還したと述べた。

     民兵側はこれまで、サウジがイエメン政府軍を支援していると非難していたが、越境攻撃が明らかになったのは初めて。イエメン政府は、同じシーア派のイランが民兵側に武器や資金を支援していると指摘している。

      【共同通信】