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  • ミャンマーに「関係改善の用意」 米次官補が明言


     4日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンでキャンベル米国務次官補との会談のためホテルに到着したアウン・サン・スー・チーさん(ロイター=共同)

     【ヤンゴン共同】ミャンマーを訪問したキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)らは4日、最大都市ヤンゴンで、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんらと会談、2日間の日程を終えた。キャンベル氏はヤンゴンの空港で声明を発表し、米国は制裁を科しているミャンマーと「関係改善に踏み出す用意がある」と明言した上で、軍事政権に対し民主化に向けた「具体的努力」を要請した。

     米政府のアジア外交の責任者であるキャンベル氏が関係正常化への意欲を表明したことで、9月末に始まった両国間の対話に一段と弾みがつくのは確実。自宅軟禁中のスー・チーさん解放を「戦略的目標」としたものの、圧力より関与を重視する米政府の姿勢がより鮮明になった。

     キャンベル氏がスー・チーさんと直接顔を合わせるのは初めて。米高官とスー・チーさんとの直接会談も、1995年のオルブライト国連大使以来14年ぶり。会談は約2時間に及んだが、内容は双方とも明らかにしていない。

     キャンベル氏はこの後、スー・チーさん率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)の幹部らと会談。NLDによると、来年予定される総選挙への参加問題などが議題になった。米国の対ミャンマー制裁解除に関して、キャンベル氏はNLD側の質問に答えず、「近い将来、また戻ってくる」と述べたという。

      【共同通信】