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  • 「やられる、陰謀だ」と副大統領 ケネディ暗殺直後


     大統領専用機「エアフォースワン」の機内で大統領就任宣誓をするリンドン・ジョンソン副大統領。右はケネディ夫人のジャクリーンさん=63年11月22日(UPI=共同)

     【ワシントン共同】ケネディ米大統領がテキサス州ダラスで暗殺された直後の63年11月22日午後、ジョンソン副大統領は「みんな殺される」と狂乱状態で泣いていた―。米国の歴史家スティーブン・ギロン氏が2日放映の米MSNBCで、新著「ケネディ暗殺」に基づき証言した。

     ギロン氏は、大統領専用機エアフォースワンの当時の運用責任者だったマクヒュー空軍准将がケネディ図書館の担当者と78年5月に行い、機密とされてきた会見録を入手。それによるとマクヒュー准将は、ジョンソン氏がエアフォースワンのトイレで便器に座り込み「殺される。これは陰謀だ。みんなやられる」とわめいているのを目撃した。

     この後ジョンソン氏は落ち着きを取り戻し、ジャクリーン・ケネディ夫人が見守る中、機内で就任宣誓し大統領となった。ギロン氏は「証言は事実だと思うが、現在では真偽を確認できない」と述べた。マクヒュー准将は同時期に議会の調査委員会に対しても同様の証言をしていたという。

     ケネディ暗殺をめぐってはウォーレン調査委員会がリー・オズワルドの単独犯行と結論付けたが、現在でも陰謀説を信じる国民は多い。

      【共同通信】