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  • 地方議員年金で総務省が試算 自治体の負担増は必至

     総務省は2日、財政状況が悪化している都道府県と市町村の議員年金制度に関する試算結果を有識者検討会に提示した。

     給付水準をカットし、報酬月額に応じた掛け金を増やした上で公費負担率を引き上げる案や、制度自体を廃止する案など3案を示したが、いずれの場合も自治体の公費負担増は避けられない見通し。総務省は年内に結論を出し、来年の通常国会に関連法案を提出、2011年度から見直す方針だ。

     地方議員年金の財源は、議員の掛け金と自治体の負担金。市町村合併などで議員が減り、掛け金収入が減少したため、積立金は市町村で11年度、都道府県も21年度に枯渇する見込み。

     総務省は、給付水準を約10%カットし報酬月額に応じた掛け金も増額、年間で42~47%の公費負担率を50%程度まで引き上げる案を提示。11年度の自治体の負担は、07年度の264億円と比べて65億円増えるとした。

     合併に伴う財源不足を自治体が賄う案も示したが、10年以上にわたって公費負担率が50%を超えるため「国民の理解が得られないのではないか」と指摘した。

     制度を廃止する案では、掛け金がなくなるため、11年度の公費負担は07年度と比べて475億円増加。掛け金の返還やOB議員への支給などが終わると想定される69年度までに総額1兆3千億円超の公費が必要と説明した。

      【共同通信】