![]() 高松市の穴吹工務店本社=2日 穴吹工、全役員の解任提案を撤回 ブランドのイメージ悪化もマンション分譲大手の穴吹工務店(高松市)は2日、穴吹英隆社長以外の取締役11人全員の解任提案を撤回、3日の臨時株主総会を中止する、と発表した。 経営方針をめぐる対立から、株主に総会の招集通知を出してわずか1週間。公になった「内紛」の影響拡大を恐れた社長側が矛を収めたのが真相とみられるが、一連のドタバタ劇が、人気の「サーパス」ブランドのイメージ悪化につながり、今後の再建計画に響く可能性も取りざたされている。 同社は、解任提案の理由を「経営計画策定で、当社の株主価値を棄損する対策案のみを強行しようとした」などと説明。併せて社長の子息2人を含む新たな取締役選任も提案予定だった。総会前に取締役の半数以上は自ら辞任、執行役員として勤務してきた。 突然の解任提案撤回の背景について、穴吹工務店側は否定しているものの、ある関係者は「取引のある金融機関から異論が出されたようだ」と打ち明ける。 穴吹社長のワンマン体質を指摘する声もある。古くから知る関係者は「社内でも周りの人は社長にものを言えない状況。相談相手もおらず、孤立しているのではないか」と話す。 【共同通信】
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