キリン、2工場閉鎖へ サントリーとの統合年内合意控え![]() 中期経営計画の概要を説明するキリンホールディングスの加藤壹康社長=26日午後、東京都中央区 キリンホールディングスは26日、2012年までに傘下のキリンビール栃木工場(栃木県高根沢町)と北陸工場(石川県白山市)を閉鎖することなどを盛り込んだ中期経営計画を発表した。年内合意に向けて交渉中のサントリーホールディングスとの経営統合を控え、キリン側の余剰設備を解消、生産効率化を狙う。 この日東京都内で記者会見したキリンホールディングスの加藤壹康社長はサントリーとの統合について「あらゆる点から交渉中で、前向きに話し合いを継続している」と述べ、年内の合意を目指す考えをあらためて示した。 閉鎖対象の2工場は「一番搾り生ビール」「ラガービール」など主力ビール類を生産。10年の最盛期終了後に操業を停止する。両工場の計約230人の正社員は近隣工場に異動させ、雇用を確保する。ただ期間従業員は契約更新しない方針。 加藤社長は閉鎖工場について「物流対応ができ、規模が比較的小さいことなどから選定した」と説明した。キリンビールの国内工場は11カ所。栃木工場は1979年に操業を開始し、期間従業員を含めて社員は約200人。北陸工場は93年に開始し、約130人。 今回の中期計画では12年に連結売上高2兆4900億円(09年は2兆3千億円の見込み)、営業利益1880億円(同1250億円)を掲げた。 【共同通信】
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