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  • 噴火の桜島、マグマ供給増加か 富士山で地殻変動を観測

     火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣)東大地震研究所教授)は5日、爆発的噴火を3日に起こしたばかりの鹿児島県・桜島について「直下へのマグマ供給が徐々に増えていると考えられる」との見解を発表。気象庁などは今後の噴火予測のため、昨年に引き続き人工地震による地下構造探査を12月に実施することを決めた。

     また富士山(山梨、静岡県)で、地下の深い部分の膨張を示すと考えられる地殻変動を観測したことを明らかにした。「噴火の兆候はない」としている。

     予知連によると、桜島の降灰量は7月以降増加。火山灰噴出に伴い通常は山が沈降する地殻変動が観測されるが、今回は認められず、マグマ供給が増えている可能性があるという。見解は「昭和火口と南岳山頂火口から約2キロの範囲は、噴石や火砕流に警戒が必要」としている。

     富士山では昨年8月ごろからの1年間に、山をはさんで山梨県の富士吉田と静岡県の富士宮間が約2センチ広がる地殻変動を衛星利用測位システム(GPS)が観測。GPSで富士山の火山活動を示す変化が認められたのは、1996年の観測開始以来初めてという。

     藤井会長は記者会見で「桜島の活動は高まるだろう。富士山は真下でマグマが蓄積している現れで、活火山として正常な状態と考えている」との見方を示した。

      【共同通信】