九電がMOX装てんを延期 佐賀県知事の要請受け九州電力は1日、佐賀県玄海町の玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、118万キロワット)でのプルサーマル発電実施に向けたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の装てん作業について、予定していた3日開始を延期すると発表した。 佐賀県議会が1日、「プルサーマル計画について議論してきた県議会が開会中なのに、九電が唐突に装てんスケジュールを公表したことは許容できない」と古川康県知事に申し入れ。古川知事が九電の真部利応社長に電話で日程見直しを求め、同社長が応じた。 九電は地元の意向をふまえ、今後日程案を組み直し、県に説明して理解を求める方針。3号機の営業運転開始が遅れると1日当たり数億円の費用増となるため、大幅な延期は避けたい考えだ。 古川知事は議会後、記者団に「議会は市民団体から出された(プルサーマル中止などの)請願書について真剣に審議している最中。九電の対応に強い不快感を抱いたのだろう」と説明した。 九電は9月30日、MOX燃料の装てん作業日程を今月3~6日と公表。10月下旬から発電を再開し、11月中旬に通常運転に復帰する予定だった。 【共同通信】
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