EU、パナの三洋買収を承認 生産施設など条件付きで【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は29日、パナソニックによる三洋電機の買収について、EU競争法上問題ないと判断し、承認したと発表した。ただ両社の主力製品で市場占有率が高い充電池などについては、公正な競争を阻害する恐れがあるとして、生産施設の見直しなどの条件を付けた。 クルス欧州委員(競争政策担当)は声明で「両社の合併後も競争は保証され、消費者は引き続き商品を選ぶ権利を有し、価格競争の利益を受ける」とコメントした。 パナソニックが目指す三洋電機の子会社化について、日本の公正取引委員会は既に承認した。残る米国、中国の承認を得て、パナソニックは三洋株の公開買い付け(TOB)を開始する予定。 パナソニックの広報担当者は「残り2カ国についても粛々と手続きを進め、TOBをできる限り早く実施したい」と話している。 欧州委に対しては充電池などに関してパナソニックが改善策を提示したもようで、欧州委は期間を延長して調査していた。 【共同通信】
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