薬局の「ヒヤリ・ハット事例」 3カ月で175件全国906の薬局で4~6月の3カ月間に、薬剤の数量を誤るなど医療事故につながる恐れがある事例が175件あったことが29日、日本医療機能評価機構(東京)の調査で分かった。 機構が初めて、薬局の「ヒヤリ・ハット事例」をまとめた。調査結果をホームページで公表したほか、都道府県など自治体に送付し、薬局への周知を要望。「薬局の職員らで情報を共有し、医療の安全推進に役立ててもらいたい」としている。 機構は、2004年度から医療機関で起きた事故などに関する情報を収集しており、その中で薬剤に関する事例が約3割に上ったため、薬局についても調査した。6月末までに、徳島を除く46都道府県の906薬局が情報収集事業に登録した。 集計によると、175件のうち166件が調剤に関するものだった。うち最も多かったのは、錠剤などの数を誤って患者に渡すなどした「数量間違い」で46件。次いで、薬に含まれる成分量を誤る「規格・剤形間違い」が37件、間違って別の薬を出す「薬剤取り違え」も17件あった。 調剤関連以外では、血糖値を下げるインスリンの自己注射用の針を取り違えたケースも1件あった。 また、薬局側が病院の出した処方せんの間違いを見つけたケースが8件あった。 【共同通信】
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